備忘録キュリオス

非日常のカケラを集めよう

カムフロムアウェイ 2024/3/28 マチネ

前楽、my楽でした

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welcome to the rock

浦井さん、リハの時は身体ごと歌ってる人に振り返るけど、今は首だけなんですね。演出家指示なんでしょうけど。

田代さんはリハだと怖い顔なんですけど、今は少し微笑んでるくらいで良い表情しますね。これも演出家指示ですかね。

 

Wherever we are 

飛行機内で酒を振舞うシーンで吉原さんがカウンターから酒の小瓶を持ち出す時に、蓋が飛んだんだけど、みんなに酒配りながらサッと拾ってました。俳優さん達からすれば日常茶飯で普通の対応なんでしょうね。こういうプチハプニング好きなんですけど。

 

ニックが前方の席に移動して来た時、前々回は橋本さんがちょっと邪魔をして、前回は一切邪魔をせず、今回は通る前から通さんぞと脚を伸ばし、禅ニックが通ろうとすると、さらに尻から前方にズラしてめっちゃ邪魔してたw毎回変わるんだがw橋本さん楽しんでません??

 

On the bus

ヘラジカさーの所、モリクミさんめっちゃ溜めてたwそれもあって上演時間伸びてますw橋本さんの町長3変化も微妙に間が長くなってますよw

 

前回、浦井ブッシュの「神のご加護を」がオフマイクになり、今回は橋本アップルトン町長の「えー」がオフマイクになりました。音響さんがんば!

 

咲妃ジャニスがオオジカクラブがヘラジカの肉を食べたがってるのか、ヘラジカクラブがオオジカの肉を食べたがっているのか分からなくなるところで、シュンとして俯いちゃうの可愛過ぎません?まさに(><)な顔をしてるんですよ。可愛過ぎません?

 

加藤機長が捌けて行く時にアネットに対してウィンク飛ばしてました。ねちっこくやりたいけど尺が短くてって言ってましたけど、十分ねちっこいですよ?インパクト凄いです。

 

心臓外科医のシーンで加藤さんが爽やか系イケメンになってて、最後のロビンを彷彿とさせてましたw

 

今思うと初回見た時の加藤ボブって固かったんだなぁというくらいには、昨日は表情とか声色とか豊かになってました。アップルトン町長にBBQグリル集めてこいやって言われて集めに行く加藤ボブ、初回は淡々とってイメージだったんだけど、観客の反応もあってか笑い混じりで経験談を話す風まで柔らかくなってました。最後の「俺は財布の心配をするのをやめた!」ってところなんかは満面の笑みで最高でしたね。

 

Prayer 

浦井さん下手すると女性の低音パートより声高いんだけど、カウンターテナー入ります?それが魅力なんですけど。役柄上、ケビンの時以外ずっと不機嫌というか難しい顔して年相応〜年上に見えるんですけど、ケビンTになると若返るのなんですか??浦井マジック?男性陣はノーメイクらしいんですけど、浦井さんの頬が赤かったので、舞台上は暑いようです。舞台の照明って熱いよね。

 

浦井ケビンTが田代ケビンJをコミュニティセンターの集まりに誘うところで、浦井ケビンTが指でシー🤫とやってそのまま「一杯だけ!」ってやってたんですけど、それで田代ケビンJが折れるって分かってやってますよね?やり手だ。

 

screech in

このナンバーで濱田さんがscreechを持ってテーブル上に立つんですけど、しれっと橋本町長のつむじつついてましたw濱田さんが遊んでるw

濱田さんがscreechをチャレンジャー4人に注いだ後、田代ケビンJに screechを勧めてるんですけど、田代ケビンJはラベルをマジマジと見てアルコール度数高って反応から、匂いを嗅いでみてキツって顔を歪めてます。その後、ケビンTがタラと口付けをしたので外へ出て行ってしまいます。結構、早い段階で出て行くんですね。

加藤ボブはタラに口付けしてニューファンドランド人になったので、ニックとダイアンの儀式の時、煽り方がニューファンドランド側の人でした。歌もちゃんと「そう我らこの島の民」って歌ってます。

 

Me and the sky

このナンバーってさ、Screech Inのあとじゃないですか?濱田ビバリーだから観客を惹きつけたままに出来てる感ありますよね。このナンバーのお陰でビバリーのプレッシャー凄くないですか?アンダーのシルビアさんが焦るの分かりますわ。

このナンバーで禅さんと加藤さんと橋本さんが舞台上で座って見てるですけど、禅さんは見守る感じだけど、加藤さんは無ですねw橋本さんが1番温かくて微笑んで見てます。

 

橋本クロードのコマンダーガンダーのポーズって一定じゃ無いんですねw前回キャピキャピ可愛い系だったのに、今回は公式コマンダーガンダーのポーズでしたw

 

Somewhere in the middle of nowhere

このナンバーで吉原さん1人だけ時間差コーラスなんですね。吉原さんだからこそ良い感じのコーラスになってると思います。というかあの厚いコーラスでも埋もれない声量凄くないですか?

チャリティしてる時、募金箱代わりに回って来た帽子を一回橋本さんは「いや、お金は入れんぞ」ってパスしてるんですけど、その時隣に座ってるモリクミさんが凄い白い目で見てるんですよ。で、帽子が後ろまで行って吉原さんが加藤さんへ持って行く時に橋本さんが小切手を渡すんですけど、モリクミさんがあんためっちゃ凄いやん!って腕をパシパシするのですよ。めっちゃモリクミさんらしい。この時、橋本さんは毎回小切手を舞台上で書いてるんですけど、さすがに2階席からじゃ書いてある字まで読めませんわ。橋本さんは左利きなのは確認できます。

 

10years later

加藤ロビン、ケビンTの恋人でーすってやって来て浦井ケビンTの肩に手を置くんですけど、インタビュー中にちゃっかり手を繋いでました。その後なんですけど、加藤ロビン前回はストップモーションでジャニスにガン飛ばしてたけど、今日は後ろに振り返った状態でストップモーションに入ってた。なんならインタビュー終わって浦井ケビンTの唇奪おうとしてて、浦井ケビンTがそのストップモーションを回避したのに合わせた模様wwwたぶんそのうち加藤さん唇奪うでしょうねwラブラブだな!

 

Finale

浦井ケビンTと田代ケビンJが再開するけど、微笑み合って肩叩いてたので、悪い関係では無さそうですね。そして、浦井さんはこのナンバーが1番の笑顔です。

 

良い意味で変わらず削ぎ落としていく作品って見た気がするけど、良い意味ですごく変化して来てる作品だなぁと思いました。日生は楽を迎えましたが、今後のツアーでどれだけ進化するのか楽しみですね。

配信等の映像化はないと明言されてしまったので、何卒CDだけは出してほしい!

カムフロムアウェイ 2024/3/22 マチネ

濃厚な100分が忘れらずリピートしました!f:id:jingmu:20240325075909j:image
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welcome  to the Rock

敢えて豪華キャストを揃えた結果、四重奏くらいになると急に響の厚みが凄くなるし、クレッシェンドの圧も凄い。

吉原オズ、KSDB(クソみたいなスピード出すな馬鹿)の件で前回は尻がギリギリに感じたんだけど、今回はタイミングピッタリでした。

 

安蘭さんバーのママの時どこから声出してるんですか?田代さんも似たような声出しますよね。

 

Blankets and Bedding 

行きの飛行機のシーンで濱田機長の椅子が後ろに倒れそうになったのですが、役に入りながらもサッと支える咲妃さんがかっこよかったです。もちろん濱田さんも冷静に対応してて舞台人の冷静さって尊敬に値しますよね。

 

浦井さんめっちゃ猫背と思ったけど、バス運転手ガースの時にわざと猫背増し増しの大股にしてますね?たぶんケビンTの時が自然体ですよね?

 

橋本さん町長、加藤ボブに対してポンポンと肩とか胸の辺り叩くじゃないですか。初対面の時が1番力強くて良い音してるんですよねwポンポンと言うよりバシバシって言うレベルwなかなか痛そうですw

 

森さんと吉原さんのバス運転中にヘラジカのシーン、止まるタイミングはもちろん立ったり覗き込んだりするタイミングまできっちり決められてるっぽいですね。田代さんと濱田さんが身を斜めにして覗くタイミングが同じでした。よく揃えられるなぁ。

 

In the bar

ガンダー1のゲイバー?の所、やり取りをしてる人達だけじゃなく周りもLGBTQっぽいですね?柚木さん立膝してるだけでかっこよかった。ビューラの衣装だけど、雰囲気が全然違います。

固定概念としてゲイ=オネェみたいなのがあるじゃないですか、この作品ってそこまでオネェって感じ出さないのが良い。確かに、田代さんが浦井さんの肩に手を置いてる時に指を真っ直ぐ綺麗に置いてるとか、なんとなくそれっぽい部分は見られるけど、セリフ言ってる時なんかは普通に男性だよね。

 

Costume party 

浦井さんと安蘭さんのハモリがもの凄くバランス良くて綺麗なんですよ。ここまで綺麗なハモり過去1かもしれない。

 

prayer

浦井さんはやっぱりこのシーンの歌声が素敵。あの澄んだ声で沼に引き摺り込むんですね。

吉原さん前回も思ったけど、普段のシーンとこののシーンで発声違いますよね?こののシーンはとてもクラシックな歌い方してて、歌唱力にびっくりなんですよ!

 

橋本市長のコマンダーガンダーウケてましたよ。てか橋本さんにあんなお茶目な事させて良いんですか!?むしろそのポーズブロマイドにしません?っていうくらい好きです。

 

stop the world

禅さんが長い事動かないタイミングがあるんだけど、極力瞬きもしないようにしてますね。

歌い終わって禅さんが椅子から降りて手を安蘭さんに差し出すんだけど、目が合った瞬間?微笑んで手を差し伸べるのがまぁ素敵なんですよ。

 

Somewhere in the middle of nowhere

女性陣から始まって3番目くらいに禅さんが歌に加わるのですが、声量凄いし低音がよく響いて、歌全体に一気に厚みが出るの凄いです。

加藤さん始終眉間に皺寄せてるけど、帰りの飛行機のナンバーになるとずっと笑ってる。どうなるかわからない不安でずっと皺寄せてるんだけど、帰れるとなると安堵で頬が緩んでます。こういう前編通しての表現好き。

濱田さん無事帰れた後に咲妃CAと抱き合ってますけど、その動きしながらベルティング出せるって凄くない!?

 

Something's missing 

森さん、息子を亡くしたのを知った後に歌うの凄く良いんですよ。歌声にマッチしてて、歌声に感情が乗ってて。さすが歌のプロ。

 

10years later

浦井ケビンの相手が変わるわけだけど、加藤さんがそのワンシーンのだけフッとゲイの雰囲気纏うのも凄いなぁと思います。声高めにするからすぐ分かるんですけど、その後セリフ無いのにゲイだよ〜みたいな雰囲気が凄い。

 

この作品全体的に移動激しいですよね?セリフ言ったらすぐ走って移動とか、向き変えるにもキレ良く変えるっていうのが多い。それなのに皆さん息も切らさないし、大して汗もかいてないですよね。体力お化け??

 

こんなにリピート欲が出る作品は久しぶりです。

普段はソロを歌っている俳優さんが全力の歌と演技で鷲掴みにして来ます。ミュージカル好きなら是非一度劇場へ。

カムフロムアウェイ 2024/3/12 マチネ

日生劇場へ行って来ました!

 

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初見なのであっさりと行きます。

 

キャストが凄すぎて安定感は半端ないし、主演級ばっかり集めた歌うま軍勢だとコーラスの響きも厚みも違います。100分が秒で終わる。そのくらい引き込んで来るし、ラストのWelcome to the Rock の説得力が半端ないです。四季以外でキャスト全員が何を言っているのか明瞭って凄いわね。

 

基本的にキャストが舞台上にいて、その場でアウターや帽子を着たり脱いだりで大体別の役だって分かるけども、キャスト陣もきっちり切り替えて来るから、ガンダーの人と飛行機の人、その他アンサンブルって分かります。とりあえずなんか凄い。1番役変わりが分かりやすいのは田代さんで、声も立ち姿もガラッと変えて来ます。ミュージカル俳優だけじゃなく声楽家ですよね?凄いわ。

 

正直初見はオペグラじゃなくて裸眼で見える席で見た方が良いと思います。過去一目が足りない作品。2階席からはバンドも舞台上で見えるので、楽器をやる人間としては演奏家も気になってしまいます。お陰で益々目が足りないわ。

 

幕が開いてすぐのガンダーのカフェでのやり取りが最後に出て来るんだけど、その最初と最後のやり取りが全く同じで日常に戻ったよっていう説得力が凄いです。

 

橋本さんは知事納得の貫禄。ハリのある声でリーダーに相応しい。だからこそ町長の3切替えやアイリッシュウィスキーが好きな町長のお爺ちゃんも際立つ。笑いをわざとらしく取りに来ないけど、役作りで自然と笑いを誘う辺りがベテランですよね。

 

シルビアさんの優しい笑顔とか眼差しとか好きだわ〜素も温かい人なんだろうなぁ。愛護団体の役なんだけど、よく見る愛護団体掲げた偽善者じゃなくて、本当に動物が好きで命を大切にしているのが見られます。

 

機長のナンバーは濱田さんだからこそ歌唱力で訴えかけて来るます。引き込む力が凄い。そして衰えない歌唱力。逆に濱田さん以外適任の方います?

 

礼拝のシーンで浦井さんの澄んだ歌声が聞けて満足。浦井さんって高めの音域すごく澄んでません?

 

バス2台で運行中に突然急ブレーキ。なんでと思ったらヘラジカ🫎森さんと吉原さんが運転手なんですけど、地元民だから呆れつつもいつも通りと言った表情。咲妃さんと加藤さんは何?っと伺う表情。あまりにも長すぎて加藤さんは伺う→呆れ顔w

 

初見作品だとあっさりとしか書き出せないのが辛いところです。

美女と野獣 2024/3/1 マチネ

新演出になってから初めて観ました!

 

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プロローグ

頭の一音から変わってますね!?音も大きいからびっくりしてしましたwノリがアラジン風だったので、もしかしてプロローグやらない?なんて思ってしまいました。

 

変わり者のベル

五所さん横浜シラバブ以来?表情の感じが鳥原さんに似てる気がします。今まで観て来たベル達はお上品だったんだなぁと思いました。五所ベルは気が強めで、だからこそ始めからビーストに対して自分の意見を主張してるし、そこも昔の女性像からしたらおかしいと言われる理由なのかなと。

 

大木ルミエールは登場した瞬間からアニメのルミエールなんですよ。片方の口角上げてニッて笑うんですよ。めっちゃルミエールなので必見です。

 

ひとりよがり

金久ガストンめっちゃ身軽!樽だか井戸だかから飛び降りるのも軽やかだし、プロポーズ最後にベルが居ない!?って振り返るのも俊敏だし、今おいくつでしたっけ?

 

ガストン

マグダンスちょいちょい振付変わってますね?前は上手へ移動→向きが後ろ→下手移動だったと思うんですけど、後ろ向いて3分割くらいで前に向かうになりましたね?前向いてる人と後ろ向いてる人でマグ合わせるの難しそう。あと、途中でマグを頭に添えてミッキーになるの可愛いですね。

金久ガストン「今は5ダースだ」で手が7だったようなw70個かと思ったけど60個だね。それとも普通に5とピースかな?

 

絶望

達郎さんビーストデビューしてから何週目でしたっけ?すでに完成されてるんだが。今まで観て来たビーストは最初傲慢さと頑固さと癇癪持ちでどうしようも無いけど、達郎ビーストは頑固さと癇癪はあるけど単なる引きこもり故に不器用なだけで、普通に人世渡りできると思います。城の外に出たら普通に暮らせるわ。それ故に本当にたった一度の間違いで、引き籠らざるを得なくなったのが強調されていると思います。以前のビースト面子だと精神的成長も若くして止まってる感じがしてたけど、達郎ビーストはしっかり青年まで成長してるし、初めから人を想う心は持ってる。実写版ビーストに近いと思います。

 

BOG

大木ルミエールがウィンク飛ばして来るんですけど、落ちない人いる?

冒頭の照明との絡みもハットもなくなりましたね。照明との絡みは欲しいなぁ。復活しないかなぁ。

ラッパクラッカー初見はびっくりしますわ。クラッカーした後、水原さんがとても素敵なキラキラ笑顔でした。

フランス語でカウントしながらファンキックするところ、ベルはやらなくなったんですね。五所ベルなら余裕で出来そうなのに勿体無いですね。その分ラストのバットマンは健在。脚の高さを揃えるよう言われてるんでしょうね。とても綺麗に高さが合っていました。

 

愛せぬならば

アンフィーシアターの音響の所為かビーストの声が伴奏に埋もれ気味になるのは頂けないですね。夏で観ていた時はビーストの歌声が伴奏をかき消すくらい爆音だったので残念です。達郎ビーストの安定感が素晴らしいし、カジモドを演っている手前、正直達郎さんの実力はこんなもんじゃないでしょと思ってしまいました。感情によって歌声や表現を変えるようになって、本当に表現の幅が広がって素敵な俳優さんになったと思います。

 

図書館

達郎ビーストが「という事は彼が王だ!」というセリフで突然出て来るカジモドと思ってしまうwだが、カジモド演って演技はもちろん歌声の幅広がりましたよね??(何度でも言う)

 

美女と野獣

舞踏会後に帰る場面で五所ベルが涙しておりました。もうこの時点でlikeからloveに変わってるますよねその後の達郎ビーストも鼻啜ってたし、涙出ますよね。じゃあビーストの恋はどこから?というと、初めはバラが散りそうだからその前にベルとなんとかって感じで、接していくうちに惹かれて恋に落ちるって解釈なんだけど、達郎ビーストは一目惚れしてません?表情に出さないですが。そのくらい初めから接し方に愛情が見られるんですよね。

 

2幕でも大木ルミエールが下手最前列に向かってウィンクしてるんですけど、プレイボーイ過ぎません?(褒めてる)

 

チェンジ イン ミー

石波さんのパパ役本当に良いよね。アグラバーだと王様の威厳でキリッとするのも良いけど、モリースでずっとほんわかしてるのも良い。

言いたい事は分かるのですが、歌詞によってベルの印象だいぶ変わりますね。思い出を仕舞って?っていう感じの歌詞が、受け取り方によっては良くも悪くもなると思います。真意としては今までの偏見を捨てて変わったのよだとは思いますけど、パパ思いの娘なのに独り立ちするわって冷たく感じてしまうと思います。正直、第一印象は後者なんですよね。

 

金久ガストン演技力アップしました?最初はベルと結婚したいだけの陽キャだったのに、ベルが城から帰って来て再度振られたら一気にヴィランになったし、最後ビーストにナイフを刺す所なんか完全に悪役で鳥肌立ったんだけど?あと、ナイフ捌きが華麗すぎて殺り慣れてません?たぶんナイフで熊狩れるよね?

 

フィナーレ

ビーストが人間に戻ったら、達郎さんロングヘア似合いますね?カツラはが旧演出と変わったみたいだから合いやすい?

最後にみんなポーズ決めて幕が閉まるのを待ってるのに、コッグスワースとルミエールがコンタクト取ってやり取りして、音がバンと決まったらポーズを決めるやつ、2人の関係性が凝縮されていて好きですね。

 

さすが元シルクの劇場なだけあって音響が大きい印象です。サイドだから余計そう聞こえるのかもしてませんが。その分、シルクのシンガーさんのマイクは相当クリアですけどね。センターだったらバランス良いのかな?

新演出になって、これならいろんな劇場で上演出来るのでは?というくらいには夏の頃より簡易セットだなぁと思いました。色々な所で上演されたら良いですね。

 

以上新演出版BB観劇レポでした!

アラジン 2023/11/3マチネ

珍しくチケパトして拾えたので行って来ました!!

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瀧山ジーニー相変わらずその日の気分とか劇場の雰囲気とかで歌い方やアドリブが変わるw

 

アラビアンナイト

瀧山ジーニーはサラッと歌う印象です。歌い始める前に指パッチンをサラッとしててカッコ良い。

「中身こそが大事。そうでしょ?」の所で1階席のお客様に「そうでしょ?」と手でジェスチャーを何回もしてたwここの感想ってアドリブによって長さ変わるのかな?結構長く感じました!

 

ダンスパートでターンが綺麗な方がいる!とずっと追っていましたが、たぶん南さんです(アンサンブルに疎い)

 

唯一分かるのが大森さんだったのですが、初演時と枠変わってます?前方にいると思っていたら後方でキレキレで踊ってましたよ。

 

嶋野さんはずっとイアーゴで観ていただけにキャラが全く違いすぎてビックリ。笑うと目尻に烏の足跡出来るんだけど、イアーゴじゃ見られないですよね。普通イケメンボーイです。

 

自慢の息子

アラジン「どうすれば良いのか、まだ分からないけど」の分からないけどって厂原さんや小林さんは「分からないけど…」って不安な感じですが、立崇アラジンは「分からないけど!!」って衛兵にいちゃもんつけられた事に対して怒ってる感じでした。

 

壁の向こうへ

歌い始める直前に加藤侍女がジャスミンの顔にかかってた髪の毛を整えてくれてて優しい!ってなった。たぶん侍女としてよりかは加藤さん自身の優しさ。

 

門田ジャスミンが「行きたい壁の外へ」をベルティングじゃなくてミックスで歌うのかと思ってたら、最後の「壁の向こうへ」でベルティングだったから、ベルティングを際立たせる為に前の歌詞をミックスにしてるとしたらやり手だわと一本取られたと感じました。

 

BOAC

普通にメイン含め皆さんダンス上手いやんってなってました。てか、BOACってほぼカシームステップやんw

 

嶋野オマール「稼げと言われても」の「も」が声出ないの!?レベルで小さくなって、クレシェンドでどーんと声量ぶつけて来て、その落差にびっくりだよ!

 

FLM前

ジーニーが出て来たら拍手喝采でして、瀧山ジーニー乗っちゃいました。劇場がノリが良いと分かって歌とかアドリブにスイッチ入ってさらに磨きがかかってました。そして今日はいいとも成功したのよ。

 

立崇アラジンが全力で「誰!!?」っていうもんだから瀧山ジーニー「うそ〜」が際立つし、2回目の「誰!!」はもはや断言w

 

立崇さんって声量お化けですか??瀧山ジーニーがテンション上がって声が大きくなっても、それを越えてくる声量でしたよ?瀧山ジーニーの暴走を止められるのは立崇アラジンだけじゃない?

 

瀧山ジーニー「混乱してるみたいだから、ちゃんと座って聞いてね」(ニュアンス)って、もうはいはいこれ何回目?って感じで軽くあしらってるけど、伝説の魔神ジーニーって言われても受け入れてられないですよね?ジーニーも慣れっこなんだろうなぁ。

 

理想の相棒

瀧山ジーニーは前回以上に自由に歌っていて、これだけ自由自在に歌えたら楽しいですよね。動きも自由度増してます?「は〜いちょっと待っててね〜」ってアラジンに布かけて消してましたね。オールディーズではめちゃくちゃ色んな歌い方するようになりました?BBは定番のバリトンだけど、POYWは始めめっちゃレディーっぽく歌って「不思議なジーニー」のバリトンみ増したし、オールディーズだけで瀧山歌声7変化って感じですね。下手アンサンブル2人に「ジーニー!!」ってコールされて「ありがとう」って嬉しそうに返すけど、即「シーッ!」ってやってたし、その後、ホカポンタスで抑えめに歌ってる時は2人の内下手側アンサンブルにニコニコで、「いつかどこかへ行く!」で上手側の方見て耳元で爆音で歌ってたけど、大丈夫かなw

 

大森さん隊長だからタップでも最後の方で登場し、舞台奥の狭い所で踊ってましたがキレッキレッでした。

 

立崇アラジン、洞窟から脱出する為、ジーニーに「ここから出る事も無理なんだ!」って煽ったら、瀧山ジーニーがテンション上がっちゃってるもんだからめちゃくちゃ笑いながら、アラジンの方へ歩いて来た訳よ。そこからの低音ボイスで「は?」でウケてた。それで脱出する事になると立崇アラジンは上手く行って出口で振り返ったら、まぁ超悪そうな顔してましたよwしてやったり!まぁチョロいもんさって感じで、口角を片方だけ上げてニヤッと笑ってるんですよ?悪そうでしょ。

 

1幕フィナーレ

気づいたらアラジンが白い靴履いてて、王様に変身するんだっけ?なんて思ってたら、変身しましたね。靴は先に履いておくんですね。

 

プリンスアリー

狩野カシームが「カモーン!」でめちゃくちゃジャファーを煽ったのに、深水ジャファーがもはや素で「は?」って言うもんだから温度差で笑ったw「はて?この男は何が言いたいんだろう??」くらいには深水ジャファーの頭の上に?出てたw

 

新しい世界

アラジンが「僕を信じて」っていう所は行こうどこまでもと同じメロディが流れるんですね。伏線ですよね?

絨毯に乗ってから立崇アラジンが何かやってるなと思ったら、ジャスミンの安全紐着けてました。自分のはサッと着けて絨毯が上昇していきました。

 

1人じゃないさ

アラジンジーニーが踊ってる最中、めちゃくちゃ「おーい」って言ってるカシームとオマールとバブカック。もはや野次を飛ばしてたw立崇アラジンと瀧山ジーニーがあまりにも2人の世界に入ってて、あれだけ大きな野次が飛んでても聞こえてなかった。わざと聞こえてない振りっていう次元じゃないw

 

親友3人が「伝説の魔人ジーニーに助けられた!?すげぇー!!」って言ってるけど、一緒にパレードしましたよね?アラジンはなんて言ってみんなを納得させて協力してもらったんだろうか?

 

プリンスアリー(王のリプライズ)

増田サルタン意外にも歌う所をセリフ調に言うことが多かったです。「さあ、祝福してくれ!」とか。

 

瀧山ジーニーはジャファーの願いを渋々聞くけど、その度にため息ついて白目剥くくらい呆れてるし、この世の終わりだくらいには思ってると思います。そのくらいジャファーの言うことを聞きたくないと態度に現れてますね。萩原ジーニーだとめっちゃブルーで悲観してるんですけど、瀧山ジーニーは悲観はしないけど諦めはある感じですね。

 

カテコ

嶋野オマール若干イアーゴ感出てましたよ?wイアーゴの猫背の立ち方染み付いてます?

何回か幕が開いて、瀧山ジーニーが上手に捌けようとして戻ってきて、立崇アラジンと門田ジャスミンに何かやりなよと催促したり、拍手煽ったりと自由でした。劇中もFLM辺りで拍手が足りないな〜と煽っていいとも〆してました。

 

2幕は観劇から時間が経ってしまったので雑ですが、以上です!

ライオンキング 2023/10/26 マチネ

最前列が拾えたので2回目の有明四季劇場へ行って来ました!

 

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今日の公演はレイヨウもティモンもテンション高めでございました。そして、全体的に演技が良い公演でした!

 

サークルオブライフ

ラフィキがレイヨウ達におーいってするのはデフォルトだと思うけど、その後鈴木ラフィキは歌い始めると歌詞を噛み締めるように目を閉じて胸に手を当てて歌っていて、ラフィキが司祭的ポジションで諭してるというかサークルオブライフの教えを説いてるというか、その役割を担ってるのを納得させてくれます。

間レイヨウは枠が高い声域を担うのもあるけど、テンション高めで高音も絶好調って感じでした。

レイヨウがお客様の近くで歌うのは解禁だけど、通路を通って行く動物達は未だ歌うの無いんですね。ちょっぴり寂しい。

 

飯村さんってシンバ演ってましたよね?今じゃシンバの面影がないスカー叔父さん。個人的にシンバとかフィエロとかよりスカーがハマり役だと思ってます。

 

鈴木ラフィキは声色の使い分けが素晴らしい。大草原前のズールー語の所は高い声で、「分かるかね?」で低めの力強い声。声の切り替えで場の空気を変えて来ます。

 

朝の報告

歌い始めにザスが唾を吐くけど、人によっては痰レベルを吐いて来る(笑)しかし、平田ザズはあっさり目です。そんなに笑いを狙ってくるタイプではないですね。

シンバが蝶を追いかけに行くと、内海ムファサは、息子が行ってしまった→ザズを見て、まぁ放っておいても良いかと微笑む→シンバを追いかけると、最初は王の威厳を出して報告を聞いているのに、やっぱり息子1番の優しいパパですね。

 

狩り

メスライオンダンサーの体幹凄いですよね。皆さんターンでブレないし揃っていて圧巻。舞台前方ギリギリでも堂々とターンしていてカッコいい。

 

早く王様になりたい

宮澤ヤングシンバも吉田ヤングナラも歌が上手で演技派。そして母音法がキツくない!

ザズが後半でパペット放して葉っぱ?か何かを持つじゃないですか?今まで手に持ってる物だと思っていたのですが、手袋なんですね!初めて気がつきました。

 

吉田ヤングナラはヤングシンバに「私の勝ち」っていう所が冷静でシンバよりも大人びて落ち着いてる感じでした。今まで観てきたヤングナラは「勝ち!」って語感が強くてシンバと肩を並べてる感じだったので新鮮でした。そして、ヤングシンバに「起こして」って言われると、ビシっと指を指して自分で起きなさいとしていてカッコ良くて好き。

 

喰ってやる

ハイエナトリオが皆さん元気がよろしく声量で殴って来ます。そんなにハイエナが元気だとヤングは震え上がりますよ?(褒めてる)

 

平田ザズが「サラビ様は怒ってませんか?」とムファサに聞く所でパペットと一緒に目をキラキラさせて高速瞬きをしていましたが、ムファサにサラビがカンカンに怒っていると言われると、目の輝きが消え固まっておりました。目も演技しておりました。

ここ最近ずっと内海ムファサしか観てないのですが、今でも間の取り方を変えて来るし、何なら相手によって演技変わってます?ザスに「冗談だ。ザズよ。」の所で、「冗談だ」でザズの顔を触って、ほぼ袖に行くくらい長めの間を取って、去りながら「ザズよ」だった。しかも「ザズよ」がめちゃくちゃ優しいし王様の貫禄溢れてました。良き。

 

覚悟しろ

ハイエナダンスで1番ターンが安定していたのは桧山さんでしたね。2回転になってから迫力に欠けるというかキレが無いというか、実はターン数が変わって残念に思っているのですが、上手な人はちゃんとキレがあって視線泥棒なんですよね。

あとは、飯村スカーの「俺の野望が〜」のハイトーンボイス良いですし、所作が美しいんですよ。杖を1回転させる手だとか、尻尾を扱う手だとかが美しい。

 

ヌーの暴走

宮澤ヤングシンバは遠吠えの練習の最後一声で「やったー上手く出来た!」って感じに手をグーで伸ばしてて、今まで観てきたヤングシンバ達と違って良いですね。

1階席で観るとヌーが駆け降りてくる演出が際立って見えて良いですね。初めて1階席で観た時感動しましたよ。そのくらいこのシーンも1階席で観るのがオススメ!

ハイエナトリオが上手に来た時に湿布の匂いがしたので、舞台ってハードだよなぁと思ってしまいました。

 

ハクナマタタ

ティモンってテンション高いというか高い声よく出すじゃない?今日の黒川ティモンはハクナマタタのアレンジが高めでした。

川辺プンバァがティモンにシンバを起こすように言ってる時、笑顔になりそうな優しい表情してるんですよね。本当に子ライオンだから恐れていないんだなと思いました。そもそも怒りの感情がないんじゃないかというくらい優しい雰囲気を常に纏っています。

 

ワンバイワン

未だに現アレンジに慣れませんw以前と違う歌詞入ってます?

間レイヨウのテンション高めに乗っかってなのか、デフォルトなのか分かりませんが、五十嵐さんも声域高めのアレンジ入ってました。

 

シャドーランド

空良ナラは低音ハスキーで良きってなったけど、台詞では普通に可愛いんですよ。アナ出来るくらい可愛いんですよ。でも、ベルトもまだまだ余裕ありそうですね?今後どの役にキャスティングされていくのか非常に楽しみです。

 

終わりなき夜

山下シンバは行動一つ一つが葛藤とか怒りとか悲しみとかが凄く見えて、この1曲ですごい心境の変化が激しいナンバーなんだと気づかされました。また、「夜はいつか終わる、日はまた昇る〜」の部分でシンバの声だけ少し前に出て来るイメージなんだけど、山下シンバは相当声量下げてアンサンブルに混じるように歌ってて、逆にそこ狙ってるって凄いですよね。それで、「そうだ!」で声量を爆発させるのね、もうさ、終わりなき夜にそこまで作り込んでくる山下シンバ凄いよ!

 

シンバとナラの取っ組み合いのシーンで空良ナラの手にシンバのドーラン付いちゃって、山下シンバの肩にも付いちゃってたけど、プライドランドに戻ったくらいでちゃんと綺麗になって出てきました。

 

お前の中に生きている(リプライズ)

山下シンバは怒りの表現を前に出して、ラフィキとの出会いで風向きが変わるまでは未熟なライオンを表現していると思います。今まで観てきたシンバと違う表現で山下さんなりのシンバを作ってるように感じます。

ここでも鈴木ラフィキの声使いが光ります。歌い始めは高め(ファルセット?)でズールー語の部分で低め(ベルト?)この声の切り替えで場の空気を変えて来るのが、場が締まって良いんですよ〜

 

決闘

山下シンバがスカーとの対決で、スカーの杖を掴んだ時に勢いでスカーがバランスを崩す振りがしっかりしてて、やっぱり山下さん自体しっかり役を作り込んでいて良い!人によっては掴んだ勢いでバランスを崩すのが曖昧で何故スカーが落ちたのか分かりづらい事があるんですよね。

 

カテコ

最近まで世の中の流れで4回程度で終わっていたのが、久しぶりに6回以上?幕が上がりました。さすがに皆さん嬉しそうで、飯村さんや宮澤さんは素の笑顔でしたね。

 

久しぶりにブログで全編通して書いたので、追記があれば追加します。やっぱり複数回観てる作品の方が感想を書きやすいですね。